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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高橋 晃一(タカハシ コウイチ)
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高橋 晃一(タカハシ コウイチ)
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
なぜ言語表現し得ないはずの事物に名称が付与されるのか。分別と事物の関係に焦点を当て、『菩薩地』から『瑜伽師地論』『解深密経』『中辺分別論』『摂大乗論』『唯識三十頌』への展開を読み解く画期的な唯識入門。インド仏教を思想別に解説した入門書“シリーズ思想としてのインド仏教”第3弾!
もくじ情報:序章;第1章 『菩薩地』「真実義品」―言語表現し得ない事物(v…(続く)
なぜ言語表現し得ないはずの事物に名称が付与されるのか。分別と事物の関係に焦点を当て、『菩薩地』から『瑜伽師地論』『解深密経』『中辺分別論』『摂大乗論』『唯識三十頌』への展開を読み解く画期的な唯識入門。インド仏教を思想別に解説した入門書“シリーズ思想としてのインド仏教”第3弾!
もくじ情報:序章;第1章 『菩薩地』「真実義品」―言語表現し得ない事物(vastu);第2章 『瑜伽師地論』「摂決択分」(一)―五事説;第3章 『瑜伽師地論』「摂決択分」(二)―三性説;第4章 「般若経」「弥勒請問章」の思想―五事説と三性説の接点;第5章 『解深密経』―事物(vastu)、三相説、アーラヤ識、唯識;第6章 『大乗荘厳経論』―相と真如と転依;第7章 『中辺分別論』―虚妄分別と空性;第8章 『摂大乗論』―アーラヤ識の存在証明;第9章 『唯識三十頌』―唯識思想の体系;第10章 結びにかえて