内容紹介：王道シンデレララブファンタジー！
灰色の髪と瞳という異質な容姿のせいで、実の親からは捨てられ、引き取られた子爵家には奴隷同然の扱いを受けるセラ。いじめはエスカレートし、井戸に突き落とされたセラはついに死を覚悟する。しかし目を覚ますと、目の前には三大公爵家筆頭のジークヴァルトの姿が！？「妻など無用」というほど女嫌いで冷徹と名高いジークヴァルトだが、瀕死状態のセラを救ってくれたよう。さらには、途切れない縁談話に嫌気がさしたのかセラのことを一時的な契約妻にすると言い出して…！？そして始まった形だけの夫婦生活だが、待っていたのはなぜか甘やかされる日々。「セラは誰にも渡さない。俺が幸せにする」とジークヴァルトの過保護が加速していき…。不遇な令嬢が誰よりも幸せになる異世界シンデレラストーリー。

藤　実花(フジ　ミカ)
愛媛県在住。第２回ベリーズカフェファンタジー小説大賞優秀賞を受賞し『能無しと捨てられましたが、真の聖女は私でした―聖獣と王様と楽しく働いているのでお構いなく！』でデビュー。現在も小説サイト『Ｂｅｒｒｙ’ｓ　Ｃａｆｅ』で執筆を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）