心に響く歌の背景―。…たゆまぬ努力で、ギターの音色にすべてを託して。“マスカレード”“ブリージン”“オン・ブロードウェイ”“ギヴ・ミー・ザ・ナイト”“ターン・ユア・ラヴ”…多くのヒット曲で知られる世界的ジャズギタリスト・歌手の原点に迫る初の自伝。ベンソンが自らの来歴をありのままに語る、純粋な魂の軌跡の物語。
もくじ情報：第１章　鉄鋼の町；第２章　小さなジョージイ、ニューヨークへ行く；第３章　ドゥーワップの歌声；第４章　ブラザー・ジャック；第５章　見いだされる；第６章　ヴァーヴ、マイルス、Ａ＆Ｍと共に；第７章　七〇年代の音色；第８章　ブリージンから、ブロードウェイへ、そしてその先

ベンソン，ジョージ(ベンソン，ジョージ)
１９４３年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグに生まれる。幼少から歌唱や楽器演奏に強く惹きつけられ、レコードを聴きながら独学で練習を重ねて、１９歳でジャック・マクダフのバンドに起用される。その後独立してコロムビア・レコードに見いだされ、さらに理想とする音楽を追求しながら移籍を続け、１９７６年に『ブリージン』で初めてグラミー賞を受賞する。以後“ギヴ・ミー・ザ・ナイト”など世界的なヒット曲を数多く生み出し、スキャットを伴う歌唱とギター演奏を同時に行う独自の音楽表現で多くの人々を魅了している