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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鯨井 あめ(クジライ アメ)
1998年生まれ。兵庫県豊岡市出身。2015年より小説サイトに投稿を開始。2017年に「文学フリマ短編小説賞」優秀賞を受賞。2019年に「晴れ、時々くらげを呼ぶ」で第14回小説現代長編新人賞を受賞し、翌年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鯨井 あめ(クジライ アメ)
1998年生まれ。兵庫県豊岡市出身。2015年より小説サイトに投稿を開始。2017年に「文学フリマ短編小説賞」優秀賞を受賞。2019年に「晴れ、時々くらげを呼ぶ」で第14回小説現代長編新人賞を受賞し、翌年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
真っ白な沙に埋もれゆく世界…(続く)
真っ白な沙に埋もれゆく世界での理想はレールに乗る人生。芸術は機械にお任せ。「クリエイター」という機械が好きなものを創ってくれる。それでも音楽が好きな少女・ロピは第9オアシスでパパと二人で暮らしている。親友のエーナや周りの大人に止められながら、自分の音楽を追い求める。特にやりたいこともない少年・ルウシュは、母と同じ気象予報士になるため日々勉強していた。いっぽうで好きなことに一生懸命な友人への劣等感は強まり、夢中になれるものを探しはじめ…