突然の辞令。上司や同僚からの心ない言葉。成績が上がらないことへのあせりや不安、期待されることへのプレッシャー…。人生はままならないことであふれ、そのたびに私たちの心は大きく乱れます。それでも心をコントロールすることで、多くの命を救い続けている心臓外科医が、乱れた心を整えるコツをお伝えします。
もくじ情報：第１章　心臓と向き合って４０年；第２章　心が乱れやすいあなたへ；第３章　人間関係で心が乱されるあなたへ；第４章　壁にぶつかり心が折れそうなあなたへ；第５章　いま、うまくいっているあなたへ；第６章　心が整いはじめたあなたへ

渡邊　剛(ワタナベ　ゴウ)
心臓血管外科医。ニューハート・ワタナベ国際病院総長。１９５８年、東京都生まれ。少年時代に漫画『ブラック・ジャック』に衝撃を受け、医師の道を志す。金沢大学医学部卒業後、同大学第一外科に入局。国内で研鑽を積む。１９８９年、「海外で活躍する心臓外科医になりたい」という夢をかなえるため、“ドイツ心臓外科の父”と呼ばれるハンス・ボルスト教授がいるハノーファー医科大学胸部心臓血管外科に留学。２年半に及んだ滞在期間中、２，０００件にわたる心臓手術を経験。また、心臓移植を日本人最年少で執刀し成功する。２０１９年から２０２３年まで５年連続ロボット心臓手術件数世界一に輝いている。２０１０年より１３年連続で「Ｔｈｅ　Ｂｅｓｔ　Ｄｏｃｔｏｒｓ　ｉｎ　Ｊａｐａｎ」に選出（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）