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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千葉 孝司(チバ コウジ)
1970年、北海道生まれ。30年あまりの公立中学校教諭を経て、CHIBA T LABO代表として、いじめ防止や不登校等に関する啓発運動に取り組む。ピンクシャツデーとかち発起人代表として、カナダ発のいじめ防止運動ピンクシャツデーの普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千葉 孝司(チバ コウジ)
1970年、北海道生まれ。30年あまりの公立中学校教諭を経て、CHIBA T LABO代表として、いじめ防止や不登校等に関する啓発運動に取り組む。ピンクシャツデーとかち発起人代表として、カナダ発のいじめ防止運動ピンクシャツデーの普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
令和になり、不登校の子どもは爆発的に増えています。日本全国、あちこちで多くの子どもが、「なんで行かないんだ」と責められたり、「怠けているだけなんだ」と自分を責めたり…。そんな様子が目に浮かびます。「なんとしてでも学校に行かせよう。」そう大人が考えるのは、心の中に不安があるからです。しかし、「どうしても学校に行けない。」そう考える子どもも…(続く)
令和になり、不登校の子どもは爆発的に増えています。日本全国、あちこちで多くの子どもが、「なんで行かないんだ」と責められたり、「怠けているだけなんだ」と自分を責めたり…。そんな様子が目に浮かびます。「なんとしてでも学校に行かせよう。」そう大人が考えるのは、心の中に不安があるからです。しかし、「どうしても学校に行けない。」そう考える子どももまた心の中に不安を抱えています。そして両者の不安は相まって、より増大します。不安は怒りや落ち込みへと変化し、余計に子どもはすくんでしまいます。不登校は「今日の自信」と「明日の不安」が天秤のようにゆれ、不安が大きく重くなった状態です。本書では先の見えない状態に光が差し込むように、「不登校対応マップ」という地図を考案しました。その地図は大人用と子ども用があり、重なり合うように出来ています。子どもだけを変えようとするのではなく、大人が先に変わる。そのことによって、両者がこの地図を頼りに先に進んでいくことができます。時には考えを白紙に戻し、時には180度転換させ、ゼロから柔軟に本書を読み進めていただけると幸いです。
もくじ情報:序章 令和型不登校とは;第1章 不登校対応マップ;第2章 予防と前兆期の対応;第3章 第1ステージへの対応;第4章 第2ステージの支援;第5章 学校に行けない理由;第6章 不安と負担を減らす学級づくり;第7章 家庭で育む自信と柔軟さ;第8章 やり方よりもあり方