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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
アミーン,カースィム(アミーン,カースィム)
1863年、エジプト生まれ。法律家。カイロで近代的な学校教育を受けた後、1881年から政府派遣留学生としてフランスのモンペリエ大学で法律を学ぶ。85年に帰国した後、混合裁判所や地方都市の検事長、カイロ控訴院裁判官を歴任。1894年にはカイロ控訴院裁判長に昇進。1890年代半ば以降、エジプトの社会問題やエジプト人の精神性について、フランス語やアラビア語で執筆する。エジプトにおける女性の地位の低さとその改善の必要性を論じた『女性の解放』(1899年)は特に注目され、一部の称賛を浴びたが、女性の装いや振る舞い、隔離の問題に関する記述等によって多くの批判に…( ) アミーン,カースィム(アミーン,カースィム)
1863年、エジプト生まれ。法律家。カイロで近代的な学校教育を受けた後、1881年から政府派遣留学生としてフランスのモンペリエ大学で法律を学ぶ。85年に帰国した後、混合裁判所や地方都市の検事長、カイロ控訴院裁判官を歴任。1894年にはカイロ控訴院裁判長に昇進。1890年代半ば以降、エジプトの社会問題やエジプト人の精神性について、フランス語やアラビア語で執筆する。エジプトにおける女性の地位の低さとその改善の必要性を論じた『女性の解放』(1899年)は特に注目され、一部の称賛を浴びたが、女性の装いや振る舞い、隔離の問題に関する記述等によって多くの批判にもさらされた。その応答として執筆したのが『新しい女性』(1900年)である。1908年、44歳で死去 |
もくじ情報:女性の解放(社会における女性の地位は、国の精神的成熟度を反映している;女性の教育;女性のヒジャーブ;女性と国;家族;結論);新しい女性(歴史の中の女性;女性の自由;女性の自身への義務;女性の家族への義務;教育と隔離;エジプトの女性をめぐる思想状況;解説1 カースィム・アミーンとエジプトのフェミニズム;解説2 アラブ近代思想におけるカースィム・アミーンの女性解放論)
もくじ情報:女性の解放(社会における女性の地位は、国の精神的成熟度を反映している;女性の教育;女性のヒジャーブ;女性と国;家族;結論);新しい女性(歴史の中の女性;女性の自由;女性の自身への義務;女性の家族への義務;教育と隔離;エジプトの女性をめぐる思想状況;解説1 カースィム・アミーンとエジプトのフェミニズム;解説2 アラブ近代思想におけるカースィム・アミーンの女性解放論)