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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
坪内 祐三(ツボウチ ユウゾウ)
1958・5・8~2020・1・13。評論家。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。雑誌「東京人」の編集者、フリー編集者を経て執筆活動を始める。国内外を問わず文学、思想、社会現象や状況、映像作品、音楽、演劇、相撲などさまざまな分野に幅広く関心を寄せた。独自の視点、恐るべき記憶力、しなやかな文体を駆使してものごとの本質に迫ろうとする文章に定評があった。2020年1月、61歳で急死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坪内 祐三(ツボウチ ユウゾウ)
1958・5・8~2020・1・13。評論家。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。雑誌「東京人」の編集者、フリー編集者を経て執筆活動を始める。国内外を問わず文学、思想、社会現象や状況、映像作品、音楽、演劇、相撲などさまざまな分野に幅広く関心を寄せた。独自の視点、恐るべき記憶力、しなやかな文体を駆使してものごとの本質に迫ろうとする文章に定評があった。2020年1月、61歳で急死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
一九六八年から一九八一年にかけ文芸誌「群像」で連載された小島信夫の『別れる理由』は破天荒な外貌のゆえ、本格的に論じられてこなかった「忘れられた傑作」だった。坪内祐三は連載の長大さそのもの、時間の流れに着目する。大長篇小説が書かれた複雑かつ繊細な背景を丁寧に追い、作品世界に身を任せつつ、独自の視点で迫る根源的文学論。「あとがき」的短文と小島信夫による「解説」的応答を収録!