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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
岡本 健(オカモト タケシ)
1983年奈良県生まれ。近畿大学総合社会学部/情報学研究所教授。VTuber「ゾンビ先生」の中の人でもある。2012年3月に北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻を修了。博士(観光学) 岡本 健(オカモト タケシ)
1983年奈良県生まれ。近畿大学総合社会学部/情報学研究所教授。VTuber「ゾンビ先生」の中の人でもある。2012年3月に北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻を修了。博士(観光学) |
VTuberは「インターネット」と「コンテンツ」が連綿と紡いできた文化的、社会的、産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である。そこからは、情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題、多層的な問いを取り出すことができる。様々なバックグラウンドを持つ執筆陣が、VTuber…(続く)
VTuberは「インターネット」と「コンテンツ」が連綿と紡いできた文化的、社会的、産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である。そこからは、情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題、多層的な問いを取り出すことができる。様々なバックグラウンドを持つ執筆陣が、VTuberについて考えるための視座を提供する。
もくじ情報:『VTuber学』をはじめよう;第1部 VTuberことはじめ(VTuberの歴史―VRニュースサイト「PANORA」運営者の視点から;VTuber企業のビジネスモデルと社会的広がり―ANYCOLORとカバーを中心に;VTuberのエンターテイメント性を考える;すべてがVになる―VTuber現象が人類の魂を解き放つ);第2部 調査編(VTuber学入門―どのようにVTuberを調査・研究していくのか;メタVTuberコンテンツの表象文化研究―「匿名性」「有名性」「声」「ジェンダー」から考える;当事者の声をとらえる―「バ美肉」実践者へのアンケート・インタビュー調査;重なり合うアバターたち―VRChatにおけるアバター/ユーザー関係の諸相);第3部 理論編(「VTuber」とはいかなる存在者か;実在する配信者としてのVTuber;人格(ペルソナ)としてのVTuber;フィクショナル・キャラクターとしてのVTuber;「身体」と「魂」としてのVTuber)