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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
浜本 隆志(ハマモト タカシ)
1944年香川県生まれ。関西大学名誉教授。専攻はドイツ文化論・比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 浜本 隆志(ハマモト タカシ)
1944年香川県生まれ。関西大学名誉教授。専攻はドイツ文化論・比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
啓蒙と人権思想を生んだヨーロッパの「光」の歴史の裏には、数多の人間を血祭りに上げてきた、陰惨たる「闇」の系譜があった!火刑、車裂き、ロウソク責め、「スペインのブーツ」…王殺しや異端審問、魔女裁判を通して発明された拷問と処刑のシステムを、社会の秩序回復と体制強化のための非人間的な権力装置として読む、異色にして出色の文化史。
もくじ情報:序章 ヨーロッパ史の光と影;第1章 王殺しの記憶;第2章 異端審問と「死の祭典」;第3章 魔女裁判の仕組み;第4章 拷問という権力装置;第5章 裁判と処刑の実態;終章 ヨーロッパ史の闇の系譜