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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
塩崎 省吾(シオザキ ショウゴ)
焼きそば研究家。1970年生まれ。静岡県出身。ブログ「焼きそば名店探訪録」管理人。国内外1000軒以上の焼きそばを食べ歩く。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。本業はITエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 塩崎 省吾(シオザキ ショウゴ)
焼きそば研究家。1970年生まれ。静岡県出身。ブログ「焼きそば名店探訪録」管理人。国内外1000軒以上の焼きそばを食べ歩く。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。本業はITエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
カリッと焼いた中華麺や揚げ麺に、具材豊かな熱々の餡を絡めて食す「あんかけ焼きそば」。その発祥と伝播はソース焼きそば以上に謎に満ちている。中国に麺を揚げた炒麺は存在しない?カタ焼きそばと細麺皿うどんの関係は?探究の旅は戦前の東京から横浜・長崎を経てアメリカへ。ゴールドラッシュと黄禍論、ペリー来航、日清戦争、そして…近代食文化史のミッシングリンクを埋…(続く)
カリッと焼いた中華麺や揚げ麺に、具材豊かな熱々の餡を絡めて食す「あんかけ焼きそば」。その発祥と伝播はソース焼きそば以上に謎に満ちている。中国に麺を揚げた炒麺は存在しない?カタ焼きそばと細麺皿うどんの関係は?探究の旅は戦前の東京から横浜・長崎を経てアメリカへ。ゴールドラッシュと黄禍論、ペリー来航、日清戦争、そして…近代食文化史のミッシングリンクを埋める、ひとつの事実が浮かび上がる。世界屈指の「焼きそば探偵」が最高熱度で放つ、濃厚歴史ミステリ第二弾!
もくじ情報:プロローグ 明治二年の「鳥やきそば」;第1章 支那料理屋の「ヤキソバ」考(老舗の「ヤキソバ」実食分析;戦前料理本の「ヤキソバ」レシピ;「上海風焼そば」の真実);第2章 長崎皿うどんを解きほぐす(皿うどんのルーツ「支那うどん」;太麺皿うどんの起源に迫る;太麺から細麺へ―長崎皿うどん革命;細麺皿うどんとカタ焼きそば);第3章 「炒麺」(チャーメン)はどこから来たのか(アメリカ式中華料理「チャプスイ」;「チャウメン」の誕生と変容;アメリカでの中国人排斥がもたらしたもの);第4章 明治期の横浜居留地へ(南京料理屋列伝;横浜の欧米人と清国人;一三五番 南京ちゃぶ台・会芳楼);エピローグ 会芳楼後日譚