メディアの報道は間違いだらけ！中国で安全にビジネスを行うには、反スパイ法と刑法の違いを正しく理解することが必須。中国ビジネスに精通した国際弁護士が説く、スパイと疑われないために必要なこと。スパイ罪が成立して処罰された事例を多数掲載。
もくじ情報：第１章　なぜ、中国における「スパイ罪」の身柄拘束者が続出しているのか；第２章　改正「反スパイ法」とは何か；第３章　「刑法」が規定するスパイ罪とは何か；第４章　スパイと疑われないためにはどうすればいいのか；第５章　スパイ罪が成立して処罰された事例１０；第６章　反スパイ法とスパイ罪を正しく理解するために、中国で強化される国家監視体制の全貌を知ろう

村尾　龍雄(ムラオ　タツオ)
１９６４年生まれ。１９９０年京都大学卒業後、神戸市都市計画局土地区画整理部法務担当として３年勤務したのち、１９９５年弁護士登録（４７期）。弁護士、司法書士、税理士等、１５の異なる資格を有する専門家を含む総勢５２２人（２０２４年７月１日現在）を擁するキャストグローバルグループＣＥＯであり、弁護士法人キャストグローバル代表弁護士、クロスボーダー不動産管理信託を志向するキャストグローバル信託株式会社代表取締役社長等を兼務する。イングランド法を母法とする香港ソリシターとして、香港法に限らず、広くコモン・ローを準拠法とする訴訟、仲裁、非訟事件も多数手掛ける。「ＪＢＩＣ中国レポート」での中国法コラムをはじめ、中国大陸法、香港法、コモン・ローに関する論文多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）