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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
プライス,ジョー D.(プライス,ジョーD.)
1929年アメリカ、オクラホマ州に生まれる。53年、フランク・ロイド・ライトと訪れたニューヨークで伊藤若冲の絵と衝撃的な出会いを果たす。以来、江戸時代絵画にとりつかれて収集に励み、80年には財団「心遠館」を設立。自身のコレクションを積極的に展覧会に貸し出すなど、江戸時代日本美術のすばらしさを伝える活動を続けた。若冲の世界的コレクターとして知られ、近年の若冲再評価のきっかけをつくった。2023年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プライス,ジョー D.(プライス,ジョーD.)
1929年アメリカ、オクラホマ州に生まれる。53年、フランク・ロイド・ライトと訪れたニューヨークで伊藤若冲の絵と衝撃的な出会いを果たす。以来、江戸時代絵画にとりつかれて収集に励み、80年には財団「心遠館」を設立。自身のコレクションを積極的に展覧会に貸し出すなど、江戸時代日本美術のすばらしさを伝える活動を続けた。若冲の世界的コレクターとして知られ、近年の若冲再評価のきっかけをつくった。2023年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
二〇〇〇年に始まる伊藤若冲ブームは、ひとりのアメリカ人が一幅の絵と出会ったことで始まったと言っても過言ではない。本書は、二〇代はじめにニューヨークで若冲作品と運命的に出会い、その後、世界的な若冲コレクターとなり、日本での若冲ブームの牽引役となったジョー・D・プライスさんが、生い立ちから若冲を通じて豊かになった人生を語り尽くしたインタビュー集。日本での若冲人気の高まりを目撃したプライスさんは、奥様ともども二〇二三年にこの世を去られました。これは、生前の貴重な言葉を記録した一冊である。
もくじ情報:序章 プライスさんと訪ねる大乗寺;第1章 出生から大学生活、そしてライトとの出会い;第2章 エツコさんとの出会い;第3章 江戸時代絵画コレクションを本格的に開始;第4章 日本人研究者との交流と、日本館を建てるまで;第5章 「プライスコレクション」展への道のり