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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
古川 弘子(フルカワ ヒロコ)
東北学院大学国際学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社で雑誌編集と書籍編集に携わったのち、2011年に英国イースト・アングリア大学で博士課程を修了(Ph.D.in Literary Translation)。同大学でのポストドクターを経て2012年より東北学院大学に勤務。主にジェンダーの視点による文学翻訳研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 古川 弘子(フルカワ ヒロコ)
東北学院大学国際学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社で雑誌編集と書籍編集に携わったのち、2011年に英国イースト・アングリア大学で博士課程を修了(Ph.D.in Literary Translation)。同大学でのポストドクターを経て2012年より東北学院大学に勤務。主にジェンダーの視点による文学翻訳研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
翻訳する際に重要なのは技術的なことだけではない。翻訳された言葉には必ず私たちの社会があらわれ、そして翻訳されたものは社会に影響を与える。フェミニスト翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る。
もくじ情報:第1章 小説の女たちはどう翻訳されてきたのか(日本語への翻訳とジェンダー;日本語の女ことばと男ことば;翻訳の中の女性はもっとも典型的な女ことばを話す? ほか);第2章 女たちのために自分たちで翻訳する(一九七〇・八〇年代に、自分でいる力をく…(続く)
翻訳する際に重要なのは技術的なことだけではない。翻訳された言葉には必ず私たちの社会があらわれ、そして翻訳されたものは社会に影響を与える。フェミニスト翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る。
もくじ情報:第1章 小説の女たちはどう翻訳されてきたのか(日本語への翻訳とジェンダー;日本語の女ことばと男ことば;翻訳の中の女性はもっとも典型的な女ことばを話す? ほか);第2章 女たちのために自分たちで翻訳する(一九七〇・八〇年代に、自分でいる力をくれた翻訳があった;女性の健康のバイブル『Our Bodies,Ourselves』;わたしのからだは自分のもの。自分のからだをよく知ろう。 ほか);第3章 これからのために翻訳ができること(一律の女らしさから、それぞれの個性へ;ネガティブなイメージのない性器の名称へ;「彼」と「彼女」だけでなく、インクルーシブな代名詞を)