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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
長崎 夏海(ナガサキ ナツミ)
1961年、東京都生まれ。2000年、『トゥインクル』(小峰書店)で第40回日本児童文学者協会賞受賞。本書の前作にあたる『クリオネのしっぽ』(講談社)で第30回坪田譲治文学賞受賞 長崎 夏海(ナガサキ ナツミ)
1961年、東京都生まれ。2000年、『トゥインクル』(小峰書店)で第40回日本児童文学者協会賞受賞。本書の前作にあたる『クリオネのしっぽ』(講談社)で第30回坪田譲治文学賞受賞 |
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中学2年生の唯は、6歳下の弟のヒロと母の3人暮らし。仕事で忙しい母の代わりをつとめ、体の弱い弟のために毎日家事をこなしている。主張することが苦手な唯にとっては、弟のことを思いやり、友人の美羽と好きな本について語り合うゆったりとした毎日が何より大切だった。そんなある日、ヒロが一人で亡き父の実家へ行くと言い出し…。少女の豊かな内面世界を鋭い視点で切り取った、自立の物語。第30回坪田譲治文学賞受賞作『クリオネのしっぽ』姉妹編。