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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
坪井 貴司(ツボイ タカシ)
2001年、浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。英国ブリストル大学医学部研究員、米国JDRF研究員、理化学研究所基礎科学特別研究員を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。日本生理学会奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坪井 貴司(ツボイ タカシ)
2001年、浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。英国ブリストル大学医学部研究員、米国JDRF研究員、理化学研究所基礎科学特別研究員を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。日本生理学会奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
腸と脳が情報のやり取りをして、お互いの機能を調節しているしくみ「脳腸相関」の研究がいま注目を集めています。腸内環境の乱れは、腸疾患だけでなく、不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化…と、全身のあらゆる不調に関わることがわかってきているのです。腸がどのように脳や全身に作用するのか。分子および細胞レベルで見えてきた驚きのしくみを解説します。
もくじ情報:第1部 脳腸相関とは何か(「腸と脳」のつながり;腸と脳をつなぐマイクロバイオータの登場);第2部 ここまでわかった!「脳を支配する腸」の最新研究(腸と睡眠の関係;腸と記憶力の関係;腸と神経疾患の関係;腸と発達障害・精神疾患の関係;腸と食欲・肥満の関係);第3部 腸のブラックボックスを解き明かす(腸の中では何が起きているのか?;腸からさまざまな臓器へ;脳や体をうまく使うには腸を整えよ)