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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
横道 誠(ヨコミチ マコト)
京都府立大学文学部准教授。文学博士。専門は文学・当事者研究。1979年、大阪府生まれ。40歳で自閉スペクトラム症、ADHDと診断され、発達障害当事者自助グループの活動も精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 横道 誠(ヨコミチ マコト)
京都府立大学文学部准教授。文学博士。専門は文学・当事者研究。1979年、大阪府生まれ。40歳で自閉スペクトラム症、ADHDと診断され、発達障害当事者自助グループの活動も精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
自分勝手で、てんでバラバラなのに、ムーミン谷ではみんなが仲よく暮らしているのはなぜなのか。発達障害(自閉スペクトラム症、注意欠如多動症)と診断された文学研究者の著者には、ムーミン・シリーズのキャラクターの多くに「ニューロマイノリティ(脳の少数派)」の特性が備わっていると感じられ、それが独特の世界観と調和につながるという。はみだしている人たちのために書かれたというムーミン・シリーズの新たな魅力を見いだし、ムーミン谷のように、誰もが住みよい世界をつくるヒントに満ちた1冊!
もくじ情報:1 ムーミン誕生!(作品の背景とシリーズの前提);2 シリーズ初期(『小さなトロールと大きな洪水』;『ムーミン谷の彗星』;『たのしいムーミン一家』);3 シリーズ中期(『ムーミンパパの思い出』;『ムーミン谷の夏まつり』;『ムーミン谷の冬』);4 シリーズ後期(『ムーミン谷の仲間たち』;『ムーミンパパ海へいく』;『ムーミン谷の十一月』);5 補足的視点(ムーミン絵本;ムーミン・コミックス;絵画、小説、エッセイ)