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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
澤瀉 久敬(オモダカ ヒサユキ)
大阪大学名誉教授。1904年、三重県伊勢市生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。同大で西田幾多郎・九鬼周造の教えを受け、ベルクソンを中心に現代哲学を専門とした。政府招聘留学生としてフランス留学。帰国後、京都帝大講師、大阪帝大講師・教授。文学博士・医学博士。日本における医学哲学の創始者として知られる。1995年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 澤瀉 久敬(オモダカ ヒサユキ)
大阪大学名誉教授。1904年、三重県伊勢市生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。同大で西田幾多郎・九鬼周造の教えを受け、ベルクソンを中心に現代哲学を専門とした。政府招聘留学生としてフランス留学。帰国後、京都帝大講師、大阪帝大講師・教授。文学博士・医学博士。日本における医学哲学の創始者として知られる。1995年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
よりよい生を送るための学問とは。AIやバーチャル技術の発展が著しい現代、私たちは「テクノロジーの進歩は止められない」と思っていないか。その考えが現在の世界の破局を招…(続く)
よりよい生を送るための学問とは。AIやバーチャル技術の発展が著しい現代、私たちは「テクノロジーの進歩は止められない」と思っていないか。その考えが現在の世界の破局を招いているのではないか―本書は、日本文化に根差した哲学を探求した碩学が、科学と哲学の関係を一般向けに話したラジオ講座の書籍化。学問を科学と哲学に分け、空間/時間、法則/原理、分析/直観などの対比によって両者の本質を明らかにして、それぞれが互いを取り込んで発展する仕組みを示した。学問が歴史を創造すべきことを提言した不朽の名著、復刊。
もくじ情報:第1章 愛知の心;第2章 哲学と科学の相違;第3章 哲学の方法;第4章 科学の方法;第5章 哲学と科学の相補;第6章 真理への意志;第7章 哲学と個性