|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
村田 全(ムラタ タモツ)
立教大学名誉教授。1924年、兵庫県生まれ。1948年、北海道大学理学部数学科卒業。文学博士(慶應義塾大学)。立教大学理学部教授を経て桃山学院大学文学部教授などを歴任。2008年没 村田 全(ムラタ タモツ)
立教大学名誉教授。1924年、兵庫県生まれ。1948年、北海道大学理学部数学科卒業。文学博士(慶應義塾大学)。立教大学理学部教授を経て桃山学院大学文学部教授などを歴任。2008年没 |
早くも一九六〇年代に本格的な教養番組として放送され、書籍化されてベストセラーとなった古典的名著の復刊。なぜ数学は「論理の学」なのか。「十進法」の何がすごいのか。なぜ数字より「記号」が扱われるのか―。…(続く)
早くも一九六〇年代に本格的な教養番組として放送され、書籍化されてベストセラーとなった古典的名著の復刊。なぜ数学は「論理の学」なのか。「十進法」の何がすごいのか。なぜ数字より「記号」が扱われるのか―。これら三つの創造こそが数学の核心であると見て、「数学の歴史は一本の道ではない」ことを前提とし、メソポタミア、インド、ギリシャ、アラビアなどにおける複数の“数学的営み”を辿って多様な数学の形成史を描き出す。現代数学の全体像をも掴めるようになる理想の数学入門書!
もくじ情報:第1部(学問が数学となる;ユークリッドへの道―論証について;零が使われるまで―記数法について;不可能の証明―記号の方法について;数学的無限論の問題;微分積分学への道―一つの記号的無限小数学);第2部 現代数学の背景(数と図形;集合と構造;現代に生きる数学)