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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中得 一美(ナカエ ヒトミ)
1991年、日本映画学校脚本ゼミを卒業後、広告映像制作会社、図書館司書、介護職など数々の仕事を手がける。2006年映画『風の外側』(奥田瑛二監督)に参加。2013年『嫁の心得』で第1回日本エンタメ小説大賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中得 一美(ナカエ ヒトミ)
1991年、日本映画学校脚本ゼミを卒業後、広告映像制作会社、図書館司書、介護職など数々の仕事を手がける。2006年映画『風の外側』(奥田瑛二監督)に参加。2013年『嫁の心得』で第1回日本エンタメ小説大賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
藩の要職につく岩井長弼の妻・十和に悲報が届く。藩校に通う子供同士の諍いが原因で、十五歳の息子・誠志郎が下級武士の子息・谷田小太郎に誤って斬り殺されたというのだ。跡取りを亡くした長弼は、十歳にして文武両道と評判の小太郎を養子に迎えることに。我が子を殺めた咎人の“母”となった十和の心は乱れ、小太郎も苦悩と悔恨の日々を送るが…。
藩の要職につく岩井長弼の妻・十和に悲報が届く。藩校に通う子供同士の諍いが原因で、十五歳の息子・誠志郎が下級武士の子息・谷田小太郎に誤って斬り殺されたというのだ。跡取りを亡くした長弼は、十歳にして文武両道と評判の小太郎を養子に迎えることに。我が子を殺めた咎人の“母”となった十和の心は乱れ、小太郎も苦悩と悔恨の日々を送るが…。