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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
信田 さよ子(ノブタ サヨコ)
1946年岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。日本公認心理師協会会長。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 信田 さよ子(ノブタ サヨコ)
1946年岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。日本公認心理師協会会長。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
母たちは長きにわたって娘に何を語りきかせたのか。「あなたのために」という自己犠牲を盾にして娘に強いるものを、母・娘・祖母の3世代を通し、時代的背景とともに徹底分析。文庫化に伴い、新章「高齢化する母と娘たち」を加筆した。
もくじ情報:家族愛帝国の難民女性たち―まえがきに代えて;「毒母」という言葉を点検する;1995年という転換点;母娘関係をめぐる歴史;母娘問題の中核となった女性たち;団塊世代の男性たち;団塊世代がつくった家族;団塊女性たちの挫折感;僕は生き直したいんだ;母はなぜ不幸しか語らないのか;娘を身代わりにした母と教育虐待;娘としての団塊女性たち;孫によって延命する祖母;息子は母が重くないのか?;母への愛がなければ、母ロスは起きないのか;出口はあるのだろうか;仲間とともに;離脱か和解か;存在感を増す祖母たち;母・娘・祖母が共存するための提言;高齢化する母と娘たち(文庫化に際して)