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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
栗田 伸子(クリタ ノブコ)
東京学芸大学名誉教授。1954年生まれ。東京大学文学部(西洋史)卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了(文学修士)。同博士課程中退。東京学芸大学助教授(1996年‐2003年)、同教授(2003年‐2020年)を経て現在に至る。専門は古代ローマ史およびヌミディア、カルタゴなど古代北アフリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 栗田 伸子(クリタ ノブコ)
東京学芸大学名誉教授。1954年生まれ。東京大学文学部(西洋史)卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了(文学修士)。同博士課程中退。東京学芸大学助教授(1996年‐2003年)、同教授(2003年‐2020年)を経て現在に至る。専門は古代ローマ史およびヌミディア、カルタゴなど古代北アフリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:序論 ヌミディアとローマ;第1部 「クリエンテーラ」国家ヌミディア(ヌミディア王国とネゴーティアトーレス(イタリア人事業家たち);ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置;「北アフリカ民族誌」(サルスティウス『ユグルタ戦争』第一七‐一九章)と王権の「自画像」;ヌミディア王国の解体);第2部 アフリカ的土台とカルタゴ的過去(「敵」のイメージ―ポエニ戦争期ローマのカルタゴ/ヌミディア観;ポエニ・カルタゴ的世界と…(続く)
もくじ情報:序論 ヌミディアとローマ;第1部 「クリエンテーラ」国家ヌミディア(ヌミディア王国とネゴーティアトーレス(イタリア人事業家たち);ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置;「北アフリカ民族誌」(サルスティウス『ユグルタ戦争』第一七‐一九章)と王権の「自画像」;ヌミディア王国の解体);第2部 アフリカ的土台とカルタゴ的過去(「敵」のイメージ―ポエニ戦争期ローマのカルタゴ/ヌミディア観;ポエニ・カルタゴ的世界とアフリカ・ヌミディア;ナラウアス―カルタゴ傭兵戦争と「ヌミディア人」の原像;ドゥガッタとヌミディア王権―リビア語・ポエニ語併記碑文の分析);第3部 ローマ支配下における「発展」と抵抗(ローマ帝国と「低開発」―A・ドゥマンと批判者たち;「脱植民地史学」の展開とアフリカの「抵抗」;「ローマの平和」とアフリカ社会;北アフリカにおけるローマ支配の拡大と限界);結語 ローマ帝国を越えて