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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
増田 晶文(マスダ マサフミ)
1960年、大阪府生まれ。作家。同志社大学法学部法律学科卒。1998年に「果てなき渇望」でNumberスポーツノンフィクション新人賞受賞。以降、人間の「果てなき渇望」を通底テーマにさまざまなモチーフの作品を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 増田 晶文(マスダ マサフミ)
1960年、大阪府生まれ。作家。同志社大学法学部法律学科卒。1998年に「果てなき渇望」でNumberスポーツノンフィクション新人賞受賞。以降、人間の「果てなき渇望」を通底テーマにさまざまなモチーフの作品を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
偉そうな「お上」は、おちょくれ!―天才編集者の一代記。貸本屋から身を起こし日本橋通油町の版元となった「蔦重」こと蔦屋重三郎。江戸後期、田沼意次の浮かれた時代に吉原の「遊郭ガイド」を販売し、「狂歌」や「黄表紙」のヒット作を連発した男…(続く)
偉そうな「お上」は、おちょくれ!―天才編集者の一代記。貸本屋から身を起こし日本橋通油町の版元となった「蔦重」こと蔦屋重三郎。江戸後期、田沼意次の浮かれた時代に吉原の「遊郭ガイド」を販売し、「狂歌」や「黄表紙」のヒット作を連発した男は、言論統制を強める寛政の改革に「笑い」で立ち向かう。北斎や歌麿、写楽ら浮世絵師の才能も見出した、波瀾万丈の生涯を活写する。
もくじ情報:第1章 貸本屋から「吉原細見」の独占出版へ;第2章 江戸っ子を熱狂させた「狂歌」ブーム;第3章 エンタメ本「黄表紙」で大ヒット連発;第4章 絶頂の「田沼時代」から受難の「寛政の改革」へ;第5章 歌麿の「美人画」で怒涛の反転攻勢;第6章 京伝と馬琴を橋渡し、北斎にも注目;第7章 最後の大勝負・写楽の「役者絵」プロジェクト;第8章 戯家の時代を駆け抜けて