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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上野 修(ウエノ オサム)
大阪大学名誉教授。1951年、京都府生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、大阪大学大学院文学研究科哲学・哲学史博士課程単位取得退学。山口大学教授、大阪大学教授などを歴任。専門は西洋近世哲学、哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上野 修(ウエノ オサム)
大阪大学名誉教授。1951年、京都府生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、大阪大学大学院文学研究科哲学・哲学史博士課程単位取得退学。山口大学教授、大阪大学教授などを歴任。専門は西洋近世哲学、哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
刺激的な「近世合理哲学」入門!十七世紀、科学の勃興と共に哲学は「注釈」であることをやめ、それぞれ単独で展開される「プロジェクト」となった―。本書は、従来「心身二元論」「汎神論」「社会契約論」「モナド論」などの学説とともに紹介されてきた四人のビッグネームを、一貫した視点でまとめあげた画期的な哲学書の復刊である。彼らの哲学の根底に不気味な「無限」が横たわっていると見て、「偶然/必然」「可能/不可能」という「様相」で四人を特徴づけ、ラディカルな思考の筋道を親しみやすい語り口で明らかにする。新たに著作索引を付した、魅惑的な「理性の哲学」への招待!
もくじ情報:世界の底が抜けたとき;1部 デカルト―私はある、私は存在する;2部 スピノザ―すべてあるものは神の中にあり…;3部 ホッブズ―同意しなかった者も、今となっては残りの者に同意しなければならない。さもなければ…;4部 ライプニッツ―世界の理由は隠れている;十七世紀は終わらない