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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
池上 嘉彦(イケガミ ヨシヒコ)
東京大学名誉教授、昭和女子大学名誉教授。1934年、京都府生まれ。東京大学で英語英文学(B.A.,M.A.)、イェール大学大学院で言語学(M.Phil.,Ph.D.)を専攻。インディアナ大学、ミュンヘン大学、ベルリン自由大学、チュービンゲン大学、北京日本学研究センターなどで客員教授、ハンブルク大学、ロンドン大学などで客員研究員。日本認知言語学会名誉会長、日本記号学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 池上 嘉彦(イケガミ ヨシヒコ)
東京大学名誉教授、昭和女子大学名誉教授。1934年、京都府生まれ。東京大学で英語英文学(B.A.,M.A.)、イェール大学大学院で言語学(M.Phil.,Ph.D.)を専攻。インディアナ大学、ミュンヘン大学、ベルリン自由大学、チュービンゲン大学、北京日本学研究センターなどで客員教授、ハンブルク大学、ロンドン大学などで客員研究員。日本認知言語学会名誉会長、日本記号学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
言語を文化として捉える「意味論」の名著。「言語は伝達のための手段にすぎない」という常識とは逆に、言語が意味や文化…(続く)
言語を文化として捉える「意味論」の名著。「言語は伝達のための手段にすぎない」という常識とは逆に、言語が意味や文化を作り出すことを示したのが本書である。「アパート」と、「マンション」「レジデンス」との語感の違い、「厠」から「便所」、「手洗い」「洗面所」「トイレ」への移り変わり、「讃美歌」からの「ヨンビカ」という幼児の誤った造語、「薄霞」を「臼が住み」と聞き違える歌詞解釈など、日常的な言語使用の場面を豊富に引きながら平易に解説し、言語と意味の豊かな世界を切り開いて飽きさせない。「入門以前」の読者を対象にした、魅力あふれる言語学への招待。
もくじ情報:序章 二つの挿話;第1章 言葉ともの;第2章 意味の類似性;第3章 意味の曖昧さ;第4章 言葉の意味する部分と意味しない部分;第5章 意味の変化;第6章 文法と意味;第7章 センスとナンセンス;第8章 言語と文化・思考