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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
池上 英洋(イケガミ ヒデヒロ)
東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業・同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(第4回フォスコ・マライーニ賞)など。日本文藝家協会会員、美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 池上 英洋(イケガミ ヒデヒロ)
東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業・同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(第4回フォスコ・マライーニ賞)など。日本文藝家協会会員、美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
いくつもの睾丸を持つ女神、いつまでも若いままの聖母マリアと女性化する天使たち、無理な姿勢で立っているボッティチェリのヴィーナス、ファム・ファタルに魅了されたクリムト…古代から現代まで、特異とも思える女性イメージはなぜ…(続く)
いくつもの睾丸を持つ女神、いつまでも若いままの聖母マリアと女性化する天使たち、無理な姿勢で立っているボッティチェリのヴィーナス、ファム・ファタルに魅了されたクリムト…古代から現代まで、特異とも思える女性イメージはなぜ生まれ、いかに変遷してきたのか。当時の社会における女性のあり方に注目することで、西洋美術史の新たな一面を描く。
もくじ情報:第1章 古代―大地母神と女性イメージの形成(最古のヴィーナス;母なる海、母なる大地 ほか);第2章 中世―聖母とキリスト教的モラル(穢れと英雄的な死;指輪の交換 ほか);第3章 ルネサンス―女神の復活と聖母の変容(商家の女たち;復活するヴィーナス ほか);第4章 近代―ありふれた女たち(対抗宗教改革の女性像;ラヴ・レターを読む女 ほか);第5章 近代以降―印象派から第二次世界大戦前まで(印象派と女性たち/印象派の発展 ほか)