多面的な検討・吟味で、新たな思考を切り拓く。創造的に“批判する力”を養う１０の実践。
もくじ情報：総論　批判的に考える力を育てる授業を構想するために；１　現代の国語　立場の異なる意見を吟味しながらパネルディスカッションをする；２　現代の国語　内容を吟味し、構成、表現を検討して紹介文を書く；３　現代の国語　筆者の主張を問い直しながら評論文を批評する；４　現代の国語　批評意識を持ちながら複数の新聞記事を読む；５　言語文化　古典の作者の視点を吟味し、創作をとおして自己の考えを深める；６　論理国語　「批判的な思考」を繰り返し、小論文を書く―弁証法型小論文；７　論理国語　統計資料から仮説を作成・検証し、ミニレポートを書く；８　論理国語　複数のテキストを比較し、テーマについての問題意識を明確にする；９　文学国語　文学テクストや言語表現の社会的な意味を批判的に検討する；１０　国語表現　案内表示の問題点を検討し、改善策をプレゼンテーションする

島田　康行(シマダ　ヤスユキ)
１９６３年、神奈川県生まれ。筑波大学人文社会系教授。日本国語教育学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）