内容紹介：日本一を誇る日建設計の構造設計グループが近年手がけたプロジェクトをもとに、構造設計という仕事がどんな仕事で、建築物のデザインにどのように関わるものなのかを分かりやすく解説。設計のプロセスに重きをおき、写真やスタディ模型、設計時のエピソードなどを交えて紹介。意匠設計者にとっては、構造の知識や発想方法を知ることで、デザインをより柔軟に考える発想力をみがくことができ、実務者だけでなく学生や一般の方にも、構造設計という仕事の存在や楽しさを知ってもらえる一冊です。
豊富な図版と写真で分かる！名建築の立役者たちの頭のなか。構造設計がつかめれば、建築はもっと自由になる。組織事務所実績日本一のプロの仕事が教えてくれる直感的にすらすら分かる、構造デザインの楽しさとカンどころ。構造用語の基礎知識＆実践的な設計プロセス。
もくじ情報：１　構造設計がみちびく建物のかたち（球体を浮かせる―名古屋市科学館；３層の校舎を宙に浮かせる―法政大学富士見ゲート；円弧状のギャラリーを積む―ホキ美術館；構造体と外装材が一体となってつくる建物の顔―大塚グループ大阪本社大阪ビル；かたちを活かした屋根架構を考える―松江市総合体育館；花びら開いて大空間―羽田クロノゲート　ヤマトフォーラム　ほか）；２　構造設計の技術が分かるＱ＆Ａ（素材の技術；解析の技術；表現の技術；安心の技術）；付録