|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
興膳 宏(コウゼン ヒロシ)
1936‐2023年。京都大学大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程修了。専攻は中国文学。文学博士。京都大学教授、京都国立博物館長、東方学会理事長などを歴任。京都大学名誉教授。学士会員。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 興膳 宏(コウゼン ヒロシ)
1936‐2023年。京都大学大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程修了。専攻は中国文学。文学博士。京都大学教授、京都国立博物館長、東方学会理事長などを歴任。京都大学名誉教授。学士会員。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
我、五斗米のために腰を折って郷里の小人に向かう能わず―老荘思想に通じ神仙世界への憧れやまぬ詩人は、職を辞し隠遁生活を愉しむ道を選んだ。きらびやかな修辞を凝らすのではなく、あくまで平易な言葉で自然と人間の諸相、空想世界の奇想を自在に描き出す陶淵明の魅力を、「帰去来の辞」「桃花源の詩」はじめ厳選の名作で堪能する絶好のガイド!
もくじ情報:第1章 帰ってきた陶淵明(帰去来の辞;園田の居に帰る;酒を飲む;郭主簿に和す 二首;子を責む);第2章 ファンタスティックな陶淵明(五柳先生の伝;桃花源の詩 〓びに記;酒を止む;三海経を読む);第3章 死を見つめる陶淵明(雑詩;形影神 〓びに序;挽歌の詩 三首)