|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
諏訪部 浩一(スワベ コウイチ)
1970年東京都生まれ。アメリカ文学研究者。上智大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。ニューヨーク州立大学バッファロー校博士課程修了、Ph.D。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。2009年に『ウィリアム・フォークナーの詩学 1930‐1936』で第14回清水博賞を、2013年に『『マルタの鷹』講義』で第66回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 諏訪部 浩一(スワベ コウイチ)
1970年東京都生まれ。アメリカ文学研究者。上智大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。ニューヨーク州立大学バッファロー校博士課程修了、Ph.D。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。2009年に『ウィリアム・フォークナーの詩学 1930‐1936』で第14回清水博賞を、2013年に『『マルタの鷹』講義』で第66回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
詩やエッセイ、パルプ作家時代の短編から映画シナリオまで徹底分析。ファン必読必携、チャンドラー研究の完成形にして決定版!“マーロウ”シリーズにおける「ハードボイルド」のイメージのゆらぎに着目し、伝記的情報とともにレイモンド・チャンドラーの成長と変化、実存に迫る画期的挑戦。
もくじ情報:イントロダクション;チャンドラー以前のチャンドラー―詩とエッセイ;パルプ作家時代―短編小説;マーロウ登場―『大いなる眠り』;シリーズの始まり―『さよなら、愛しい人』;弱者の味方―『高い窓』;戦争の影―『水底の女』;チャンドラー、ハリウッドへ行く―映画シナリオ;依頼人のいない世界―『リトル・シスター』;「人間」としてのマーロウ―『ロング・グッドバイ』(1);チャンドラー文学の到達点―『ロング・グッドバイ』(2);未完のプロジェクト―『プレイバック』