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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中原 聖乃(ナカハラ サトエ)
金沢星稜大学准教授(文化人類学)。夜間の社会人大学生になったとき、マーシャル諸島の被ばく問題を知り、国際関係や政治学とは異なる暮らしの視点から核問題を考えることを決めた。以来マーシャル諸島の核被害を経験した人びとに25年間インタビューを続けている。現在はマーシャル諸島デジタルアーカイブ作成に取り組んでいる 中原 聖乃(ナカハラ サトエ)
金沢星稜大学准教授(文化人類学)。夜間の社会人大学生になったとき、マーシャル諸島の被ばく問題を知り、国際関係や政治学とは異なる暮らしの視点から核問題を考えることを決めた。以来マーシャル諸島の核被害を経験した人びとに25年間インタビューを続けている。現在はマーシャル諸島デジタルアーカイブ作成に取り組んでいる |
もくじ情報:第1部 いまも困難な状況にある核被災者(ビキニ事件から「忘れられた」被災者たち;核実験に伴う強制移住者たちの生活・社会・文化の変容;太平洋核実験をめぐる当事者性 キリバス共和国クリスマス島の英米核実験を中心に);第2部 核被災を「不可視化」する力(原発事故による放射能…(続く)
もくじ情報:第1部 いまも困難な状況にある核被災者(ビキニ事件から「忘れられた」被災者たち;核実験に伴う強制移住者たちの生活・社会・文化の変容;太平洋核実験をめぐる当事者性 キリバス共和国クリスマス島の英米核実験を中心に);第2部 核被災を「不可視化」する力(原発事故による放射能汚染の「無被害化」 当事者性排除への疑問;何についての当事者か フランス領ポリネシア核実験の元前進基地ハオにみる当事者性;地方誌報道からみる沖縄水産業における1954年);第3部 グローバルな連帯から考える核問題(核のゴミを押し付けられる太平洋;太平洋諸島の核実験と地域協力機構 太平洋諸島フォーラムの設立と課題;帝国のホモ・サケル 太平洋核実験をめぐる当事者性と芸術の想像力);第4部 一人ひとりが当事者として核被災を引き受ける(ビキニ事件の「当事者」は誰か 分断を乗り越える大石又七の思想を通して;核実験の被害を解き明かす マーシャル諸島ロンゲラップの人びとはなにを被害として語るのか;被爆者と核兵器禁止条約)