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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上田 未来(ウエダ ミライ)
1971年山口県生まれ。関西外国語大学卒。「濡れ衣」で第四一回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上田 未来(ウエダ ミライ)
1971年山口県生まれ。関西外国語大学卒。「濡れ衣」で第四一回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
料理研究家の冴子は3桁の不倫が発覚したクズ夫の射矢に殺意を覚えていた。絶対に叩きのめしてやると誓い、『妻が…(続く)
料理研究家の冴子は3桁の不倫が発覚したクズ夫の射矢に殺意を覚えていた。絶対に叩きのめしてやると誓い、『妻が夫を完全犯罪で殺す方法』という小説を執筆し始め、憎悪を滾らせていた。IT企業社長の射矢はキッチン棚から妻の書いた小説を見つける。仕方なく不倫をやめた射矢だが、部下が開発中の汎用人工知能の三郎(アバターは犬)と対面。驚異的な予知能力を持つ三郎は、夫婦が参加するトレイルランニングの大会中に「冴子が射矢を事故に見せかけて殺す」と予想を告げる。そして、三郎は射矢のために完全犯罪を計画する。