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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ライアン,W.C.(ライアン,W.C.)
アイルランド人作家。ウィリアム・ライアン名義で、1930年代のモスクワを舞台にしたコロレフ大尉シリーズを3作発表。アイルランド小説大賞、シークストンズ・クライム・ノヴェル・オブ・ザ・イヤー、エンデバー・ヒストリカル・ゴールド・クラウン、英国推理作家協会(CWA)賞の数々のジャンルにノミネートされた。2022年発表の『真冬の訪問者』はCWA最優秀長篇賞の最終候補となる。ロンドン在住 ライアン,W.C.(ライアン,W.C.)
アイルランド人作家。ウィリアム・ライアン名義で、1930年代のモスクワを舞台にしたコロレフ大尉シリーズを3作発表。アイルランド小説大賞、シークストンズ・クライム・ノヴェル・オブ・ザ・イヤー、エンデバー・ヒストリカル・ゴールド・クラウン、英国推理作家協会(CWA)賞の数々のジャンルにノミネートされた。2022年発表の『真冬の訪問者』はCWA最優秀長篇賞の最終候補となる。ロンドン在住 |
1921年1月、内乱さなかの冬のアイルランド。大戦の帰還兵で保険会社の損害査定人トムのもとに、かつての恋人モードの訃報が届く。彼女が同乗した王立アイルランド警察(RIC)の車がIRAに襲撃されたのだ。だが、IRAの遊撃隊…(続く)
1921年1月、内乱さなかの冬のアイルランド。大戦の帰還兵で保険会社の損害査定人トムのもとに、かつての恋人モードの訃報が届く。彼女が同乗した王立アイルランド警察(RIC)の車がIRAに襲撃されたのだ。だが、IRAの遊撃隊が殺めたのは男二人だけだと判明。はたしてモード殺害の真犯人は誰なのか?元恋人の幻影を追う男が複雑な人間関係を解き明かす、詩情にみちた歴史犯罪小説。