|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ペイン,トマス(ペイン,トマス)
1737‐1809。文筆家・政論家。イギリスのノーフォーク州セットフォードに生まれる。コルセット職人、収税吏の職を経た後、ロンドンにてベンジャミン・フランクリンの知遇を得たことをきっかけに1774年11月よりアメリカに渡り、文筆活動を始める。’76年に刊行したアメリカ独立の正当性と必要性を訴えた小冊子『コモン・センス』が爆発的に売れ、世論を独立へと決定づけた。その後、革命軍に自らも従軍する ペイン,トマス(ペイン,トマス)
1737‐1809。文筆家・政論家。イギリスのノーフォーク州セットフォードに生まれる。コルセット職人、収税吏の職を経た後、ロンドンにてベンジャミン・フランクリンの知遇を得たことをきっかけに1774年11月よりアメリカに渡り、文筆活動を始める。’76年に刊行したアメリカ独立の正当性と必要性を訴えた小冊子『コモン・センス』が爆発的に売れ、世論を独立へと決定づけた。その後、革命軍に自らも従軍する |
共和政を理想とするペインは、E・バークによるフランス革命批判を論駁し、さらに王政批判を近代的な社会福祉政策と結びつけ、自国英国の格差、貧困問題の解決に向けて論を展開する。政治思想史において…(続く)
共和政を理想とするペインは、E・バークによるフランス革命批判を論駁し、さらに王政批判を近代的な社会福祉政策と結びつけ、自国英国の格差、貧困問題の解決に向けて論を展開する。政治思想史においてだけでなく、「生存権」という観点からも重要な古典を、読みやすい新訳で。
もくじ情報:第一部(バーク氏の『フランス革命についての省察』をめぐって;バスチーユ監獄の破壊;人権の本質とその起源について;英仏の憲法について;革命に至る諸段階;フランス人権宣言およびそれについての所見;雑記;結論);第二部(社会および文明について;現行の旧式な統治体制の起源について;新旧の統治体制について;憲法について;ヨーロッパの状態を改善する方法および手段―雑駁な所見を織りまぜながら)