|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
松永 弘高(マツナガ ヒロタカ)
1976年、東京都生まれ。明治大学卒業。2014年、「泰平に蠢く」(刊行時に『決戦!熊本城 肥後加藤家改易始末』と改題)が、第六回朝日時代小説大賞優秀作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 松永 弘高(マツナガ ヒロタカ)
1976年、東京都生まれ。明治大学卒業。2014年、「泰平に蠢く」(刊行時に『決戦!熊本城 肥後加藤家改易始末』と改題)が、第六回朝日時代小説大賞優秀作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
精鋭の母衣衆で、「鑓の勘兵衛」と呼ばれるほど武功を挙げてきた渡辺勘兵衛は血路に迷っていた。本能寺の変に巻き込まれた主阿閉貞征が山崎の合戦で敗れたのだ。命からがら逃げ延びた勘兵衛は、以前、引き抜きの声をかけてくれた羽柴秀吉に拾われ、加藤虎之介や福島市松、加藤孫六にきつい洗礼を浴びながらも、養嗣子秀勝のお付きを手に入れた。欣喜雀躍の勘兵衛は名誉挽回とばかり、旧知の藤堂高虎とともに、秀吉と天下人を争う柴田勝家の軍勢を賎ケ岳で迎え撃つ。戦国から江戸まで軽輩武士の人気を集め、一大勢力を誇った渡辺勘兵衛を描いた長編武将活劇!