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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 勇一郎(スズキ ユウイチロウ)
1972年、和歌山県に生まれる。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、川崎市市民ミュージアム学芸員。専攻は日本近代史、近代都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鈴木 勇一郎(スズキ ユウイチロウ)
1972年、和歌山県に生まれる。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、川崎市市民ミュージアム学芸員。専攻は日本近代史、近代都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
旅先で「名物」を買い求め、人に贈る―この文化は日本独特なものだった。岡山「きびだんご」、伊勢「赤福」、北海道「バナナ饅頭」、静岡駅の求肥製「安倍川餅」…鉄道という近代の装置が、土地の歴史や産物とむすびついて「名物」を生み出していったさまを、膨大な史料を徹底的に読み込み鮮やかに描き出す。まったくユニークな視点の本格近代史研究。
もくじ情報:序章 おみやげの起源とおみやげ文化;第1章 鉄道と近代おみやげの登場;第2章 近代伊勢参宮と赤福;第3章 博覧会と名物;第4章 帝国日本の拡大と名物の展開;第5章 温泉観光とおみやげ;第6章 現代社会の変容とおみやげ;終章 近代の国民経験とおみやげ