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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
チェレビー,キャーティプ(チェレビー,キャーティプ)
1609‐1657年。オスマン朝の文人。キャーティプ・チェレビーは職業に基づくあだ名で、本名はムスタファ・ブン・アブドゥッラー。西洋ではハッジ・ハリーファの名で知られる。イスタンブルの役人の家庭に生まれ、自身も役人として各地に赴任。イスラームと世俗学問について研究し、書誌学、歴史学、地理学などに重要な著作を残した チェレビー,キャーティプ(チェレビー,キャーティプ)
1609‐1657年。オスマン朝の文人。キャーティプ・チェレビーは職業に基づくあだ名で、本名はムスタファ・ブン・アブドゥッラー。西洋ではハッジ・ハリーファの名で知られる。イスタンブルの役人の家庭に生まれ、自身も役人として各地に赴任。イスラームと世俗学問について研究し、書誌学、歴史学、地理学などに重要な著作を残した |
神学論争からコーヒーやタバコのような嗜好品の在り方まで―。17世紀のオスマン帝国で神学者のみならず民衆をも巻き込む大論争があった。伝統的なイスラーム教育とヨーロッパの知的潮流の架け橋となった、オスマン帝国最大の知識人がその対立の原因を冷静な筆致で記す「イスラーム」を知るための必読書、待望の…(続く)
神学論争からコーヒーやタバコのような嗜好品の在り方まで―。17世紀のオスマン帝国で神学者のみならず民衆をも巻き込む大論争があった。伝統的なイスラーム教育とヨーロッパの知的潮流の架け橋となった、オスマン帝国最大の知識人がその対立の原因を冷静な筆致で記す「イスラーム」を知るための必読書、待望の邦訳。
もくじ情報:預言者ヒドルの「生命」について;歌唱について;舞踏と旋回について;預言者と教友の祝福祈願について;たばこ;コーヒー;麻薬、阿片、その他の薬物;預言者の両親について;ファラオの信仰;シェイフ・ムフイッディーン・イブン・アラビーに関する論争;ヤズィードの呪詛;ビドア(逸脱)について;墓参の巡礼について;ラガーイブ、ベラート、カドルなど、余剰の礼拝について;握手について;お辞儀について;正しきを命じ、誤りを禁じること(勧善懲悪)について;アブラハムの宗教(ミッラ);賄賂について;エブッスウード・エフェンディ対ビルギヴィー・メフメト・エフェンディの論争;スィヴァースィー対カドゥザーデの論争