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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
クルトワ,ステファヌ(クルトワ,ステファヌ)
共産主義を専門とする歴史研究者。HDR(高等教育機関で研究・指導を行う国家資格)保持者であり、フランス国立科学研究センター(CNRS)の名誉研究部長、カトリック高等学院(ICES)現代史教授、複数の叢書の監修者。フランス共産党の歴史にかんする数多くの著作があるほか、編著として全体主義をテーマとする複数の書籍にかかわった。近刊書である『レーニン―全体主義の発明者』(ペラン、2017)は、2018年に歴史本大賞と政治家伝記大賞に輝いた クルトワ,ステファヌ(クルトワ,ステファヌ)
共産主義を専門とする歴史研究者。HDR(高等教育機関で研究・指導を行う国家資格)保持者であり、フランス国立科学研究センター(CNRS)の名誉研究部長、カトリック高等学院(ICES)現代史教授、複数の叢書の監修者。フランス共産党の歴史にかんする数多くの著作があるほか、編著として全体主義をテーマとする複数の書籍にかかわった。近刊書である『レーニン―全体主義の発明者』(ペラン、2017)は、2018年に歴史本大賞と政治家伝記大賞に輝いた |
人間の奥に潜む残酷さをあらゆる側面から描く!人間は憎悪と破壊の欲望を持っている。平時においては、こうした衝動は眠っているが、時代の平安が破られると目覚める。この衝動を覚醒させ、集団的な精神疾患へとエスカレートさせることはかなり容易である。
もくじ情報:第一部 古代からキリスト教およびイスラーム世界まで(古代ローマ人は残酷だったのか? 剣闘士の伝説と現実;中世における複数権力の併…(続く)
人間の奥に潜む残酷さをあらゆる側面から描く!人間は憎悪と破壊の欲望を持っている。平時においては、こうした衝動は眠っているが、時代の平安が破られると目覚める。この衝動を覚醒させ、集団的な精神疾患へとエスカレートさせることはかなり容易である。
もくじ情報:第一部 古代からキリスト教およびイスラーム世界まで(古代ローマ人は残酷だったのか? 剣闘士の伝説と現実;中世における複数権力の併存と残酷さ;カトリック教会、異端派、異端審問;ジハードの残虐性;版画に見る「戦争、虐殺、騒乱」 トルトレルとペリッサン(一六世紀フランス));第二部 革命的残虐行為―全体主義的残虐行為へ(残虐性の教育効果 ロベスピエールとその派閥の死 一七九四年七月二八日;社会規範と権利 サドの残虐性が政治的に示唆しているもの;正規軍の戦争から民衆をまきこんだ戦争へ;「理解できるか、できないか。それが問題だ…」ドストエフスキー、トルストイ、サヴィンコフそしてネチャーエフの『革命家の教理問答』;「マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛!」階級闘争、内乱、全体主義的残虐 ほか)