|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
新宮 学(アラミヤ マナブ)
1955年、山形県に生まれる。現在、山形大学名誉教授、人文社会科学部客員研究員。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新宮 学(アラミヤ マナブ)
1955年、山形県に生まれる。現在、山形大学名誉教授、人文社会科学部客員研究員。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
秀吉も愛用した黒の薄絹をかぶせた唐冠。麒麟文様が犀角に透かし彫りされた腰帯。紅花染めあざやかな飛魚文様の明服。紺地の布で包んだ遊牧民由来のブーツ。米沢上杉神社に残る“奇跡の伝世品”は何を語るのか?
もくじ情報:序章 上杉景勝宛の武官任命通知書と明朝冠服;…(続く)
秀吉も愛用した黒の薄絹をかぶせた唐冠。麒麟文様が犀角に透かし彫りされた腰帯。紅花染めあざやかな飛魚文様の明服。紺地の布で包んだ遊牧民由来のブーツ。米沢上杉神社に残る“奇跡の伝世品”は何を語るのか?
もくじ情報:序章 上杉景勝宛の武官任命通知書と明朝冠服;第一章 上杉神社蔵 重要文化財「明国箚付・明冠服類」とその伝来;第二章 明朝兵部発給箚付とその背景―「明国箚付上杉景勝宛」の紹介―;第3章 補子、龍にあらず;第四章 二つの金箱腰帯―上杉景勝の犀角帯と琉球国王尚家の石御帯―;第五章 胸背から補子へ―身分標識としての意匠の出現―;第六章 明朝の賜与と辺疆の拝領―官服授受にみる懐柔と支配の実態―;第七章 なぜ秀吉に大量の冠服がもたらされたのか―琉球王国への賜与事例から読み解く―