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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
手嶋 龍一(テシマ リュウイチ)
作家・外交ジャーナリスト。NHKワシントン支局長として2001年の9・11テロに遭遇し、十一日間の二十四時間連続中継を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 手嶋 龍一(テシマ リュウイチ)
作家・外交ジャーナリスト。NHKワシントン支局長として2001年の9・11テロに遭遇し、十一日間の二十四時間連続中継を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新型コロナウイルスの「発生源」として世界を震え上がらせた武漢は、中国革命の地にして、国共内戦の要衝でもあった。十歳でこの地に流れ着いた李志傑は、己の才覚を頼りに動乱の時代を駆け抜けたが、文革の嵐に見舞われ、家族は国を追われてしまう。それから五十年後、李一族の「業」は、MI6の異端児スティーブン・ブラッドレーと相棒マイケル・コリンズを巻きこみ、“謀略の香港”に降り立った。感染爆発は、なぜ武漢から始まったのか?トランプ再登板で改めて、ウイルスの起源が取り沙汰されるなか、米中の最高機密にインテリジェンス小説の巨匠が挑む。