内容紹介：今、生成ＡＩ　を中心としたＡＩ　の社会実装が多くの産業に急速な変化をもたらしています。そして、障害福祉・障害者支援はＡＩの恩恵を最も受ける分野の１　つではないでしょうか。ＡＩ　やＩＴ　ツールの活用というと、「数百万円のお金がかかるもの」「ＩＴ　の専門知識が必要で難しいもの」と身構えてしまう方も少なくないかと思います。ですが安心してください。今では無料のサービスもあれば、月額数百円から数千円という安価なコストでＡＩ　を障害者支援に生かせるようになっています。しかもＩＴ　の専門知識や複雑なプログラミングは不要です。音声や文字、画像などで誰でも簡単にＡＩ　に指示を出し、使うことができます。つまり、これまでＩＴ　についてあまり詳しくなかった支援者の方も、障害当事者の方も、今日からＡＩ　を使うことができるということです。本書では、ＡＩを活用した障害者支援の事例や考え方を広く共有し、障害のある方のリカバリーを支援する「新しい障害者支援の形」について書かれています。
「生きててよかった」と誰もが実感できる社会へ。当事者／支援者双方の活用事例を多数掲載。
もくじ情報：はじめに　本当の意味での個別支援の時代；第１章　生成ＡＩで変わる障害福祉の常識；第２章　そもそもＡＩとは？；第３章　対話から考える生成ＡＩの可能性；第４章　生成ＡＩによる支援現場のＤＸ実践；第５章　ソーシャルワーク４．０；第６章　障害福祉業界のＤＸ・ＡＩ活用の現状；おわりに　リカバリーの社会実装に向けて