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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
樹 れん(イツキ レン)
愛媛県在住。『プロポーズは三度目に』で短編小説新人賞の2023年度年間最優秀賞。『みなと荘101号室の食卓』で2024年ノベル大賞準大賞。本作は受賞作を改稿、改題したもの(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 樹 れん(イツキ レン)
愛媛県在住。『プロポーズは三度目に』で短編小説新人賞の2023年度年間最優秀賞。『みなと荘101号室の食卓』で2024年ノベル大賞準大賞。本作は受賞作を改稿、改題したもの(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「明日のご飯を楽しみにするなんて、いつぶりだろう」幼少期に甘さの味覚を失ってしまった大学生の茜。そんな彼女を元気づけ…(続く)
「明日のご飯を楽しみにするなんて、いつぶりだろう」幼少期に甘さの味覚を失ってしまった大学生の茜。そんな彼女を元気づけようと、同じアパートに住む男子高校生の千裕はいつも美味しいおすそ分けを振る舞ってくれる。優しくて健気な彼の背中を見ていると、どうしても昔の愛犬の姿が重なってしまい…。一つの食卓が二人の過去を繋ぐ、ぬくもりの再生ものがたり。2024年集英社ノベル大賞[準大賞]受賞。