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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
矢野 裕児(ヤノ ユウジ)
流通経済大学流通情報学部教授。同学部長。日本物流学会会長。横浜国立大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。日本大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所、流通経済大学助教授を経て、現職 矢野 裕児(ヤノ ユウジ)
流通経済大学流通情報学部教授。同学部長。日本物流学会会長。横浜国立大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。日本大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所、流通経済大学助教授を経て、現職 |
何重もの下請け構造が阻むドライバーの賃上げ。平均年齢50歳超えの大型トラックドライバー。物流現場に犠牲を強いるジャストインタイム。危機に瀕する地方の地場産業と生鮮品物流。日本の物流に未来はあるのか。持続可能な形に変革できるのか。「2024年問題」は先送りされただけ。企業・消費者の意識を改革しなければ物流危機は何度でも訪れる。
もくじ情報:第1章 「2024年問題」とは何だったのか(「2024年問題」に揺れた日本;規制緩和は運送業界に何をもたらしたのか ほか);第2章 現場は何が変わり、何が変わらなかったのか(「物流の混乱」が生じていない理由;ドライバーの労働時間と賃金 ほか);第3章 商慣行が深刻化させるドライバー不足(急激な物流需要拡大によるドライバー不足;需要拡大から縮小への転換とドライバー不足 ほか);第4章 荷主・消費者にとっての「当たり前」は持続可能か(「2024年問題」の影響;農産品物流が抱える課題と対応 ほか);第5章 社会の仕組み全体の見直しを迫る「物流危機」(競争環境を整備し、「適正」な運賃を収受するには;物流問題解決のため企業・消費者の意識改革を)