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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
グレーバー,デヴィッド(グレーバー,デヴィッド)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス人類学教授。思想家・活動家としても名高く、ズコッティ公園の集会をオキュパイ・ウォールストリート運動につなげた。2020年9月2日死去 グレーバー,デヴィッド(グレーバー,デヴィッド)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス人類学教授。思想家・活動家としても名高く、ズコッティ公園の集会をオキュパイ・ウォールストリート運動につなげた。2020年9月2日死去 |
西洋なんて存在しなかった?―近代知の起源とされる「啓蒙思想」は、ヨーロッパ貴族のサロンではなく、じつはマダガスカルの海賊と先住民、とくに女性たちの社会実験によって創造されたのではないか。海賊王国の知湧き心躍る「本当の」歴史をたどり直し、自由、国家、民主主義をめぐる無数の常識をくつがえす…(続く)
西洋なんて存在しなかった?―近代知の起源とされる「啓蒙思想」は、ヨーロッパ貴族のサロンではなく、じつはマダガスカルの海賊と先住民、とくに女性たちの社会実験によって創造されたのではないか。海賊王国の知湧き心躍る「本当の」歴史をたどり直し、自由、国家、民主主義をめぐる無数の常識をくつがえす。グレーバー生前最後の著作。
もくじ情報:第一部 マダガスカル北東部の海賊と偽王(海賊がマダガスカルにやってきた;掠奪品の問題;サントマリーの実体経済 ほか);第二部 マダガスカル人の目に映った海賊の来訪(アブラハムの子孫たちに抗する性革命?;政治のコマとしての女性;女商人と魔法のお守り ほか);第三部 海賊の啓蒙(発端の状況;最初の挑戦;大カバリ ほか);結論