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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中村 徳仁(ナカムラ ノリヒト)
1995年、京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。ドイツ・テュービンゲン大学博士研究員を経て、三重大学人文学部助教。専門は近現代ドイツ哲学、社会思想史。批評誌『夜航』主宰、日本エルンスト・ブロッホ研究会発起人。主な論文にDas Unbehagen im Naturrecht(Schelling Studien 10、第64回ドイツ語学文学振興会奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中村 徳仁(ナカムラ ノリヒト)
1995年、京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。ドイツ・テュービンゲン大学博士研究員を経て、三重大学人文学部助教。専門は近現代ドイツ哲学、社会思想史。批評誌『夜航』主宰、日本エルンスト・ブロッホ研究会発起人。主な論文にDas Unbehagen im Naturrecht(Schelling Studien 10、第64回ドイツ語学文学振興会奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:序論 正統と革命のはざまに立つシェリング―先行研究の整理;第1章 新しい神話とその前史―若き日のシェリン…(続く)
もくじ情報:序論 正統と革命のはざまに立つシェリング―先行研究の整理;第1章 新しい神話とその前史―若き日のシェリングを取り巻く言説状況(シェリングの生涯小史;シェリングが生きた時代―「長い一九世紀」と「神の死」 ほか);第2章 ラディカルに開かれた「同一性」をめぐる思考―完成と個性のあいだの葛藤(歴史の完成と悲劇―テュービンゲン正統派との対決と『独断主義と批判主義にかんする哲学書簡』;信と知をめぐるエッシェンマイアーとの対話―『哲学と宗教』について ほか);第3章 国家の中の居心地悪さ―必要悪としての法と政治(自壊する自然法と救済する学―『自然法の新演繹』について;「代補」としての国家―『超越論的観念論の体系』について ほか);第4章 ケノーシス的終末論としての哲学的宗教―『啓示の哲学』の「未来」(シェリングの終末論とその政治批判―サイティヤ・ブラータ・ダスの『シェリングの政治神学』(二〇一六年)を例に;来たるべき哲学的宗教の時代 ほか)