本書は“こころの行動”の疑問「なぜ」「どうして」に対して１６の領域を章とし、主課題（節）を見開きページで解説している。従来の心理学のテキストのように、基礎分野から応用分野へとあえて構成していない。読者が興味をもった章から始められるように、基礎分野と応用分野を混在させている。最終的に、すべての章を読み終わる頃には、心理学の疑問を解き明かすきっかけが得られていることであろう。大学や専門学校で心理学を学ぶ学生のための、新しい構成スタイルによる心理学のテキストであり、みなさんの学びに役立つことを願っている。
もくじ情報：第１章　人間関係；第２章　対人・社会的認知；第３章　知覚と認知；第４章　記憶と思考；第５章　学習；第６章　発達；第７章　知能；第８章　パーソナリティ；第９章　欲求と感情；第１０章　社会；第１１章　健康；第１２章　臨床；第１３章　産業・組織；第１４章　犯罪・矯正・防犯；第１５章　食行動；第１６章　スポーツ