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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
牧野 智和(マキノ トモカズ)
1980年、東京都生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(教育学)。現在:大妻女子大学人間関係学部教授。専門はアイデンティティ論、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 牧野 智和(マキノ トモカズ)
1980年、東京都生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(教育学)。現在:大妻女子大学人間関係学部教授。専門はアイデンティティ論、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
なぜ「私」は、今のような「私」であるのだろうか?他者との関係性からより広い社会的状況までに影響を受け、「私」という存在は複雑にかたちづくられている。社会学のさまざまな観点からその成り立ちについて考え、「私」と社会をめぐる風通しをよくする手がかりを示す。
もくじ情報:第1章 数字でみる「私」(時代のなかの「私」;社会的状況による「私」の違い;「私」のあり方と「社会」への向き合い方の関係);第2章 他者と「私」(「役割」と自己―ジョージ・…(続く)
なぜ「私」は、今のような「私」であるのだろうか?他者との関係性からより広い社会的状況までに影響を受け、「私」という存在は複雑にかたちづくられている。社会学のさまざまな観点からその成り立ちについて考え、「私」と社会をめぐる風通しをよくする手がかりを示す。
もくじ情報:第1章 数字でみる「私」(時代のなかの「私」;社会的状況による「私」の違い;「私」のあり方と「社会」への向き合い方の関係);第2章 他者と「私」(「役割」と自己―ジョージ・ハーバート・ミード;「相互行為」と自己―アーヴィング・ゴフマン;発達課題としての「アイデンティティ」―エリク・H・エリクソン);第3章 現代社会における「私」(「心」への傾斜;自己の多元化;後期近代と自己の再帰性);第4章 つくられる「私」(「自己」を歴史的に捉える;ミシェル・フーコー―言説・テクノロジー・主体化;現代における主体化のテクノロジー);第5章 語られる「私」(「物語」としての自己;自己はどこでどう語られるのか―制度とアイデンティティ・ワーク;自己と社会をめぐる循環へ)