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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
石井 光太(イシイ コウタ)
1977(昭和52)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。2021(令和3)年『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 石井 光太(イシイ コウタ)
1977(昭和52)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。2021(令和3)年『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
DV、ドラッグ、差別、貧困―暴力団の家庭には社会のあらゆる問題が詰まっている。両親は朝から注射を打ちセックスに耽り、クスリが切れた瞬間に血だらけになるまで殴り合う。学校では極道家庭と白い目で見られ孤立し、出自が影響して就職は不…(続く)
DV、ドラッグ、差別、貧困―暴力団の家庭には社会のあらゆる問題が詰まっている。両親は朝から注射を打ちセックスに耽り、クスリが切れた瞬間に血だらけになるまで殴り合う。学校では極道家庭と白い目で見られ孤立し、出自が影響して就職は不可能に近い。ヤクザの血を継ぐ人間は表の世界で生きられないのか。14人の「ヤクザの子」が証言する哀しい半生。「ヤクザ・チルドレン」改題。
もくじ情報:第一章 密売人の家(父も母も夫も全員売人;学生ヤクザと呼ばれて ほか);第二章 稼業を継ぐ(右翼は仕事じゃなく趣味;十九歳で二児の母、夢は古紙回収業 ほか);第三章 家から逃れる子供たち(刑務所から届いたパパの手紙;ヤクザとLGBT);第四章 その愛は幻か(お父さんと一緒のお墓に入りたい;刺青と少年野球 ほか);第五章 夢も希望もない(ヤクザにはなるな;生きるために故郷を捨てた)