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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
八神 淳一(ヤガミ ジュンイチ)
1962年熊本県生まれ。西南学院大学卒。雑誌編集者を経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 八神 淳一(ヤガミ ジュンイチ)
1962年熊本県生まれ。西南学院大学卒。雑誌編集者を経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
藩主の求愛から逃れ長岡藩を脱した女剣士・高岡美月は、江戸で道場の師範代におさまっていた。その傍ら、今度は将軍・徳川家斉がその美貌の虜となり、特別に幕府の陰働きの役目も命じられてもいた。緊縮財政の松平定信が失脚し、水野忠成が老中首座となると再び賄賂政治が横行した、風紀紊乱の時代。江戸の町では、暴利を貪る悪徳商人を成敗する女子の辻斬りがあらわれ、庶民の喝采を受けていた。しかし、それは将軍のご政道を批判するもの。家斉は、美月に敵に潜入し黒幕が誰なのかを探ってくるよう密命を下す。ひたむきに任務にあたるも、その姿は悪党すらも魅了して逆に美月に魔手が伸びる―。痛快な剣劇小説にして、哀切なる官能ロマン。待望の第二弾!!