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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ルワット,オズヴァルド(ルワット,オズヴァルド)
1976年カメルーン生まれ。母親の影響で、少女時代は映画鑑賞や写真撮影に熱中する。パリ政治学院卒業後、カメルーンでジャーナリズムを学び、新聞社で働くが、職業上の制約や言論の不自由にぶつかる。その後、パリの国立映画学校(FEMIS)とモントリオールの国立映像音響学院(INIS)で映像制作を学ぶ。以降、社会的なテーマのドキュメンタリー作品を次々に制作。そのうちの何作かは国際映画祭などで高く評価され、賞を獲得した。フォトグラファーとしても精力的に活動し、パリ、ニューヨーク、キンシャサなどの都市で写真展を開催。本書が初の小説となる ルワット,オズヴァルド(ルワット,オズヴァルド)
1976年カメルーン生まれ。母親の影響で、少女時代は映画鑑賞や写真撮影に熱中する。パリ政治学院卒業後、カメルーンでジャーナリズムを学び、新聞社で働くが、職業上の制約や言論の不自由にぶつかる。その後、パリの国立映画学校(FEMIS)とモントリオールの国立映像音響学院(INIS)で映像制作を学ぶ。以降、社会的なテーマのドキュメンタリー作品を次々に制作。そのうちの何作かは国際映画祭などで高く評価され、賞を獲得した。フォトグラファーとしても精力的に活動し、パリ、ニューヨーク、キンシャサなどの都市で写真展を開催。本書が初の小説となる |
貧富の格差、女性差別、性的マイノリティへの弾圧。家父長制と因習に縛られ、権力闘争が渦巻く国ザンブエナ。かつて教師として働いていたカトメは、野心的な政治家の妻として夫を支えるかたわら、親友のアーティスト、サミーの創作活動を支援していた。反体制的な表現者、そして同性愛者であるサミーの個展の幕開け、それは二人の運命の新たな扉でもあった。カメルーン出身のドキュメンタリー監督による、賞総なめの衝撃作!アカデミー・フランセーズ賞フランス語文学賞 全アフリカ文学賞 アマドゥ・クルマ文学賞。ジェンダーをめぐる差別が根強く抑圧的な社会で「自分」を生きるために闘う人々を映しとる!